沖縄伝統芸能」カテゴリーアーカイブ

沖縄伝統芸能‐琉球歌劇CD‐「奥山の牡丹」・「泊阿嘉」・「伊江島ハンド小」

2009年5月に「伊良波冴子・伊良波さゆき母の日公演」で中城情話を観てから精力的に琉球歌劇を観に
沖縄まで足を運んでいました。
この時の演目は他に「五人の母」と歌劇「ヒーファー小」だったと過去の日記から判明しました。
「五人の母」は歌劇ではなく沖縄の芝居の中では「セリフ劇」という位置づけらしく、役者さんのセリフが中心のお芝居でした。沖縄県外の私にとってうちなーぐちと呼ばれる沖縄の言葉は難しく、字幕も無かったので敷居が高く感じました(笑)芝居自体は良かったと思います。「ヒーファー小」を歌劇でしたのであらすじは覚えていませんがとても楽しかったような気がします。
そんなこんなでいろいろと琉球歌劇について調べていく過程で琉球歌劇のCDが発売されていることを
知りました。
琉球歌劇には三大名作と呼ばれている作品があり、それが「奥山の牡丹」・「泊阿嘉」・「伊江島ハンド小」で、昔のテープ版をリメークしてマルフクレコードからCDとして復刻発売したものでした。
早速購入して聴いたのですが、もうあのテレビで観た(聴いた)歌劇の世界そのもので、このCDも何度も何度も聴いて琉球歌劇に対しての思いを馳せたものでした。



沖縄伝統芸能公演‐組踊「花売の縁」「女物狂」国立能楽堂 東京

昔の日記を久々に開いたら2009年の3月に東京の国立能楽堂で開かれた組踊と能の比較公演に出かけていたことが判明しました(笑)
行ったことは覚えていたのですが、この2009年3月だったのか・・
2009年は精力的に沖縄の伝統芸能公演に足を運んでおります。
2009年3月28日
組踊「花売の縁」
指導/瀬底正憲
配役/森川の子  神谷武史
乙樽       宮城茂雄
鶴松       豊永姫子
猿引       赤嶺正一
猿        譜久里紫温
薪木取        瀬底正憲
地謡/歌・三線 比嘉康春・新垣俊道・仲村逸夫
箏 宮里秀明    笛 宮城英夫
胡弓 又吉真也   太鼓 比嘉 聰
狂言(和泉流)「寝音曲」
能(観世流)「芦刈」
2009年3月29日
組踊「女物狂」
指導/宮城能鳳
配役/盗人   大田守邦
男子      知花令磨
母          宮城能鳳
座主         赤嶺正一
小僧一        宮城茂雄
小僧二        新垣 悟
童一      伊波直哉
童二         金城裕斗
童三         平良駿弥
地謡/歌・三線 西江喜春・仲嶺伸吾・花城英樹
箏・笛・胡弓・太鼓1日目と同じ
狂言(和泉流)「鐘の音」
今振り返ると出演者も地揺もとっても豪華です。
先に観た「真珠道(まだまみち)で組踊はとっても興味を持って観ていたのを覚えています。
能はこの時初めて観たのですが、当時の私には・・・
眠かったのを覚えています(笑)
女物狂は琉球宮廷楽劇「組踊」の収録曲でもあったので、「おお!CDと一緒だ」と感動したものです(笑)

琉球歌劇公演「中城情話」配役

2009年母の日に初めて生で観た劇団伊良波「中城情話(なかぐすくじょうわ)」
実はこの時諸事情により東京から日帰りでした(笑)
空港からすぐのレンタカー屋さんでレンタカーを借り豊見城中央公民館に向かい観劇、
その後空港に戻り東京に戻ったのでした。
ちなみにわたくしフランス日帰り(実質0泊2日)もした事あるので沖縄日帰り位なら楽なもんです(笑)
さて中城情話の配役がわかりましたのでご紹介します。
里之子:佐辺良和
阿兄小:神谷武史
うさ小:伊良波さゆき
主:島袋光尋
阿兄小の妹:知念亜紀
今思えばとてもいい配役だなと思います。
佐辺良和さん、神谷武史さん、知念亜紀さんは琉球歌劇の公演によくご出演されており、皆さん好きな役者さん方です。
知念亜紀さんはジュリ役とかとてもかわいらしく歌も上手でいつも楽しく拝見させて頂いております。
佐辺良和さんは琉球舞踊、組踊立ち方を幅広くご活躍されており昨年沖縄としては初めて日本伝統文化財団賞を受賞されました。歌劇の公演では二枚目役が多いですがとてもお似合いだと思いながら観劇しております。

琉球歌劇公演‐「歌劇の世界~色に香に」

2009年10月に続きまして、12月国立劇場おきなわでの企画公演「歌劇の世界~色に香に」
タイトル通り琉球歌劇の世界をたっぷりと楽しめる企画公演でした。

5月に劇団伊良波で伊良波さゆきさんの歌声を聴いてすっかりファンになってしまっていたので
伊良波さゆきさんも出演するし、琉球歌劇の名場面をいいとこどりで紹介するオムニバス形式の公演だったのでとても興味を持ち、12月の年末、またまた沖縄まで足を運んでしまったのでした。

第一部は新しい民謡や流行歌を紹介する演目で、まだメジャーデビュー前の上間綾乃や沖縄民謡界でご活躍
されている松田しのぶ、ザフェーレーとして徳原清文、松田弘一、波田間武雄、松田末吉の面々がご出演されています。
第二部は歌劇の名場面を集めた演目で、これまたちゃんと全部観てみたい!と思える作品群でした。
スーヤヌパーパーで演じられた當間武三は若くしてお亡くなりになってしまい残念ですが最初から
笑え楽しい演目でした。大人の事情でURLは載せられませんが、YouTubeでお名前で検索すると動画をご覧
頂けたと思います。
最後は伊良波さゆき、照喜名朝史、大湾三瑠による「仲直り三良小」という作品で、短編ですが
とても楽しい作品でした。
大湾三瑠もよく劇団伊良波の舞台に出演されている方で、好きな役者さんの一人でもあります。
この「歌劇の世界~色に香に」を観てますます琉球歌劇の世界が好きになってしまったのでした。

詳細は公演情報‐沖縄芝居‐4でご覧下さい。
国立劇場おきなわ

琉球歌劇公演‐歌劇「染屋の恋唄」‐

琉球歌劇の公演はどうやら5月の母の日と9月の敬老の日に行われるという事がわかりました。
9月の敬老の日には劇団伊良波の公演を観に再度沖縄を訪れました。
今ちょっと資料がすぐに出てこないのでこの件につきましてはまた改めて書きたいと思います。

2009年10月国立劇場おきなわで行われた沖縄芝居公演、歌劇「染屋の恋唄」を観に再度の訪問です(笑)
第一部喜歌劇「月夜」
第二部歌劇「染屋の恋唄」

あらすじ等は国立劇場おきなわのホームページにて確認して下さい。
公演情報‐沖縄芝居‐4にてご覧頂けます。
国立劇場おきなわ

もう本当に両作品共楽しい作品でした。
第一部の「月夜」から笑いっぱなしでした。
第二部の「染屋の恋唄」これも本当に楽しめました。

国立劇場おきなわのいいところは芝居公演に字幕が表示されること。
言葉がわからない県外の人間にとってはとてもありがたいのです。
雰囲気だけでも十分楽しめますが、やはり言葉がわかるともっと楽しむことができます。
こうして琉球歌劇の魅力にどんどんはまって行きました。
この年は結構国立劇場おきなわで歌劇の公演が多く上演された年でもあり、次回もまた
沖縄に行くことになるのですが、今日はこのへんで。

琉球歌劇公演‐伊良波冴子・伊良波さゆき母の日公演(劇団伊良波)

2008年の7月に健康診断を受診するために訪れた那覇市内の医療機関でたまたまテレビから流れてきた
琉球歌劇「音楽家の恋」
首里城で琉球舞踊を観て興味を持って、またそこで演奏されていた琉球古典音楽を聴いて、沖縄に初めて来たときに耳にしてそれ以降聴いてきた沖縄民謡。
自分の好きな要素が全部入っていてテレビに釘付けになって見入ってしまいました。
いろいろ検索してみると琉球歌劇という演目を得意とする劇団は劇団伊良波であるというのがわかり、
どうやら母の日に公演するらしいという事がわかりました。
(別の記事にも書いてありますが、テレビで観たのも劇団伊良波で、残念ながら若くして亡くなった伊良波晃が主演を務めていたのでした)

2009年母の日にまたまた沖縄へやってきました。
場所は確か豊見城中央公民館。
公民館??と思いましたが沖縄の公民館って侮る事なかれ、すごく大きくて立派なホールでした。

演目は「中城情話(なかぐすくじょうわ)」
あらすじを簡単に説明すると中城の伊舎堂という所に用事で来た首里の美男の侍里之子が花摘みを
していた美童のうさ小(ぐゎー)という女性に一目ぼれして恋仲になっちゃったけどうさ小には
いいなずけがいてその許婚を振り切って・・・といった恋物語です。

もう幕開けから感動しました。
あのテレビで観た琉球歌劇とおんなじで、昔風の着物を着た役者さんがセリフを歌いながら踊ったり、歌三線や笛、胡弓といった地揺さん達の演奏であったりと自分の好きな要素が全部入っていました。
「おお!これだ!」と心の中で叫んでいました(笑)
正直言葉は沖縄のうちなーぐちと言って全く分からなかったけどとにかくすっかり琉球歌劇に
魅了されてしまったのでした。
なかでも確かうさ小役だと思いますが伊良波さゆきさんがとてもかわいらしく演じられていて
歌もとても上手ですっかりファンになってしまいました。

これ以降毎年母の日は劇団伊良波の公演を観に今日までかかさず沖縄に通っております(笑)

沖縄伝統芸能‐沖縄芝居公演‐国立劇場おきなわ開場5周年記念公演「時代劇今帰仁由来記」

2009年2月に続けて、再度の沖縄訪問です(笑)
琉球歌劇という言葉も後から知ったのですが、2008年7月に沖縄の医療機関でたまたま会計を待っている時に
テレビから流れてきた琉球歌劇「音楽家の恋」
もう本当に自分の好きな要素が全部入っている!と釘付けになってしまいました。
2月に国立劇場おきなわへ行った際に、この公演のパンフレットをみてみると、琉球王朝時代の昔の服を着ている人が写っているではないですか!
これだ!と思って1か月もたたないうちに再度国立劇場おきなわに足を運びました。
観た感想は「あれ?なんか違う・・・」
私のテレビで観たものは役者さんが歌いながらセリフをしゃべっていて、沖縄の音楽が流れていて、
沖縄の芝居は全部そういうものだと思っていました。
沖縄の芝居は大きく琉球歌劇・セリフ劇・時代劇と3つに分類されているみたいで私がテレビで観たのは
琉球歌劇、今回観たのは時代劇だったのでした。
でもこの公演、沖縄の音楽も使われていれ、内容自体はとっても良かったです。
しかも字幕付き。
今から振り返ると、琉球歌劇にも出演されている役者さんもたくさん出演されているし、地揺(ぢうてぃ)と
5周年記念、豪華だったんだなと感じております。
次回いよいよあのテレビで観たのと同じ雰囲気の琉球歌劇の公演を観に行きます!

芝居の詳細等は国立劇場おきなわのHP→公演情報→芝居公演→5にてご確認下さい。

国立劇場おきなわHP

沖縄伝統芸能ー琉球古典音楽公演ー「三線音楽・三絃と歌がおり成す悠久の美」

2009年1月に東京で組踊「真珠道」をこの目で見てすっかりはまってしまい、この年から沖縄伝統芸能公演を
求めて沖縄詣でが始まります。

2月は国立劇場おきなわ開業5周年記念「三線音楽‐三絃と歌が織り成す悠久の美」に出かけました。
これは東京の国立劇場で「真珠道」を観た際に国立劇場おきなわのブースでチケットを発売していて
思わず買ってしまったのでした。

沖縄の代表的な楽器でもあり、伝統芸能を支える「三線(さんしん)」を主役とした公演で、琉球古典音楽には安冨祖流・野村流・淡水流とあるのですがそれぞれの流派の演奏と人間国宝である三氏を迎えての、今から思えばとっても贅沢な公演でした。

第一部は幕開け 古典音楽の広がりと題して かぎやで風で全員での斉唱で始まり
淡水流の世界・野村流の世界・安冨祖流の世界とそれぞれの流派による古典音楽です。
第二部は人間国宝三氏による演奏でそれぞれ
照喜名朝一の世界・城間徳太郎の世界・島袋正雄の世界ととっても豪華な公演でした。

この公演では、第一部の野村流の世界で独唱された與儀朋恵さんが「恩納節」を
ピンクの着物を着てとっても楽しそうに歌われていたのがとっても印象的でした♪

公演のプログラム等は下記の国立劇場おきなわのHPで確認頂けます。
公演情報→音楽→4
国立劇場おきなわ
http://www.nt-okinawa.or.jp/

沖縄伝統芸能ー琉球古典音楽CD 玉城正治「謡い」ー

首里城で琉球舞踊を観て、沖縄の古典音楽に興味を持って、沖縄から帰る際に購入した琉球楽劇「組踊」のCD。
その後あれこれ調べていくうちにSNSの「MIXI」で知り合った方がお勧めしていたのが
琉球古典音楽安冨祖流 師範 玉城正治独演集「謡い」でした。
早速コンタクトを取って購入して聴いてみたのですが、もう本当琉球古典音楽がてんこ盛り!
琉球舞踊で使われる曲を中心に組踊や琉球歌劇でも使われているたくさんの古典音楽を聴くことができます。
このCDと出会ったことにより、より琉球古典音楽が好きになったと言っても過言ではありません。
玉城正治は琉球楽劇「組踊」のCDに同じく今は人間国宝である西江喜春と歌三線で参加されています。
後日東京で「西江喜春・玉城正政二人会」が開催され、生で歌声を聴いたのですがとても素晴らしく
もう本当感動しました!
機会があれば是非皆さんにも聴いて頂きたいCDです!

沖縄伝統芸能 ー初めての組踊「真珠道(まだまみち)」ー

沖縄で購入した琉球楽劇「組踊」のCDですが、東京に戻り、もう何度も何度も繰り返し聴きました。
ある時東京で組踊の公演があるとの情報をつかみました。
平成21年の2月に東京の国立劇場で国立劇場おきなわ会場5周年記念「おきなわの芸能の今、そしてこれから」
開催されるらしいと聞いてチケットを予約致しました。
第一部は琉球舞踊で四つ竹や谷茶前、金細工等が上演されました。
四つ竹は紅型衣装に身を包んだ女性が花笠をかぶり両手に四つ竹を持ちかちかちさせながら踊る
とても華麗な踊りです。
谷茶前は漁船の男女の日常を描いたとても楽しい踊りでした。
金細工は大工のかなーと遊女の真牛、置屋のおかみの3人での踊りで楽しい作品でした。
そした第二部が組踊「真珠道(まだまみち)でした。
この組踊は新作と呼ばれているものでして、詳細は国立劇場おきなわのHPにも紹介されているかと思います。
簡単に言えば「悲恋」
首里王朝の貴族の長男と村娘の悲しい恋の物語です。
倉田真刈(首里貴族長男)役の東江裕吉さんとコマツ(村娘)役の新垣悟さんの演技に引き込まれ、その悲しい物語に地揺の歌三線や笛、胡弓、太鼓など心情を表現していきます。
もう最後は涙、涙でした。
こうして組踊を初めて自分の目で見て、地揺を聴いて、すっかり沖縄の伝統芸能にはまってしまったのでした(笑)

国立劇場おきなわ