琉球古典音楽」カテゴリーアーカイブ

沖縄伝統芸能公演情報‐琉球古典音楽 女性地揺の会しほら

琉球古典音楽の公演情報です。
女性だけの地揺の会しほらの公演が平成29年3月3日(金)に行われますのでお知らせ致します。

日時:平成29年3月3日(金)
場所:国立劇場おきなわ小劇場
時間:19時開演(18時半開場)
前売:2000円(当日500円UP)
お問い合わせ先:(島袋)090‐1949‐7621(森田)090‐8292‐5291

第一部 琉球古典音楽独唱

こてい節  (歌三線) 金城恵
赤田風節  (歌三線) 玉城あゆみ
仲村渠節  (歌三線) 新垣恵
源氏節   (歌琴)  新垣加代子
世渡節   (歌三線) 糸数くるみ
仲風節   (歌三線) 森田夏子
下出し仲風節(歌三線) 島袋奈美

第二部 舞踊地揺
真境名本流創作集
巌の松     真境名由康創作
乙女笠     真境名由苗創作
いちゅび小   真境名由苗創作
藍千鳥     真境名由苗創作
海のちんぽーら 真境名由苗創作
ーーーーーーー
うむい綾糸   複曲 玉城あゆみ 新垣めぐみ
        作舞 真境名あき

しほらとは:
女性地謡の会しほらは、舞台活動の場の開拓と、琉球古典芸能の継承に積極的に関わっていきたいとの趣旨から、会派をこえ実演家を志す女性が集まり結成しました。  
琉球古典音楽に使用される琉歌の中には「しほらしさ」という女性を形容する言葉があります。
上品で落ち着いた美しさ、奥深さがあって心がひきつけられるというこの言葉の意味のように、魅力的な地謡を目指したいという思いを込め、会の名を女性地謡の会しほらとしました。
(公パンフレットより)

女性だけの地揺の会しほら、男性の地揺とまた違って華やかです。歌声も皆さんとても素晴らしいです。
暖かくなりつつある春3月、ひな祭りの日に琉球古典音楽と琉球舞踊を楽しまれてみては如何でしょうか?
お勧めです!

「第一回玉城和樹独演会 時分の聲」-沖縄伝統芸能公演記録-

琉球古典音楽安冨祖流絃声会 師範の玉城和樹さんが1月29日(日)に第一回独演会を開催しました。
私も埼玉から飛行機の乗って国立劇場おきなわまで足を運んでまいりました。
その名も「第一回玉城和樹独演会 時分の聲」
玉城和樹さんは人間国宝西江喜春先生の愛弟子で、沖縄県立芸術大学大学院、国立劇場おきなわ第一期組踊研修を修了、現在琉球舞踊や組踊の地揺や琉球歌劇を始め沖縄芝居の地揺として大変活躍されている若手奏者です。
ここ数年、私が大好きな琉球歌劇の劇団伊良波の地揺も務めていらっしゃいます。
玉城和樹さんは私が大好きな歌三線の奏者の一人でして、この方の歌声はとても素晴らしいです。
玉城和樹さんはもともと野村流保存会に属していましたが、高校生の時に西江喜春先生の歌声を聴き、弟子入り志願をされたそうですが、何度も断られ続け、やっと入門を許されたそうです。
この公演、玉城和樹さんの歌声を堪能したばかりではなく、踊りで出演される立ち方さんや賛助出演される方もすごい方ばかりで、歌三線、踊りととても堪能できた1日を過ごす事ができました。
プログロムを紹介致しますと、
第一部
古典音楽独唱 「作田節」
女踊り 「柳」    「踊り」佐辺良和
二才踊り「高平良万才」「踊り」川満香多
雑踊り 「花風」   「踊り」金城真次
内組踊 「加那ヨー天川「踊り」嘉数道彦・宮城茂雄
第二部
組踊  「二童敵討」
阿麻和利   宇座仁一
鶴松     金城真次
亀千代    玉城匠
母      新垣悟
供1     川満香多
供2     佐辺良和
供3     嘉数道彦
きゃうこ持ち 大浜暢明
古典音楽独唱 「仲風節」
賛助出演 琴 池間北斗 笛 入嵩西諭 胡弓 新垣俊道 太鼓 宮里和樹
皆さん沖縄伝統芸能の第一線で活躍されている大変人気のある方々ばかりで超豪華でした!
個人的には組踊「二童敵討」の家来が豪華だなと思いながら聴いておりました。
日時:平成29年1月29日
場所:国立劇場おきなわ小劇場
開場:午後13時半 開演:14時
独演会の日CDも発売になりました!
詳細については下記の国際貿易さんのホームページをご覧くださいませ。
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沖縄伝統芸能公演情報‐「沖縄・八重山 魂の謡~上野の杜に谺する古典民謡とユンタ~」

沖縄伝統芸能公演情報です。

「沖縄・八重山 魂の謡~上野の杜に谺する古典民謡とユンタ~」と題して東京上野の東京文化会館にて
沖縄八重山の古典民謡の公演が開催されます。
新緑眩い季節、東京で沖縄の八重山の歌に耳を傾けてみては如何でしょうか?

「沖縄・八重山 魂の謡~上野の杜に谺する古典民謡とユンタ~」
(OKINAWA・YAEYAMA Traditional Songs)
■出演
沖縄県指定無形文化財 八重山古典民謡技能保持者
伊良皆髙吉ほか
■日時
2017年5月15日(月)
開場18:30 開演19:00
■場所
東京文化会館 小ホール
Tokyo Bunka Kaikan (Ueno)
台東区上野公園5-45 (03-3828-2111)
(JR上野駅 公園口より徒歩1分)
■入場料
前売券¥2,500 当日券¥3,000(全席自由)
■チケットのご購入は
東京文化会館チケットサービス
03-5685-0650(1月31日販売開始)
■主催
八重山古典音楽協会 関東支部
■お問合せ
八重山古典音楽協会内 沖縄音楽三線教室
03-3252-8544
■メールでのお問い合わせ
okinawaongaku34kyousitsu@gmail.com

よなは徹 「たったひとり歌会」

よなは徹さんの「たったひとり歌会」のスケジュールをお知らせ致します。

2017年【たったひとり歌会】スケジュール
○ 2月9日(木) 沖縄料理居酒や こだま – 東京・小岩
○ 3月16日(木) Live&Pub Shibuya gee-ge – 東京・渋谷
○ 4月13日(木) Live&shot.bar Tarumassyu – 東京・西大井
○ 6月11日(木) 沖縄料理居酒や こだま – 東京・小岩
○ 7月13日(木) 島唄カーニバル – 東京・大久保
○ 7月16日(日) 十九の春 – 北海道・函館
○ 7月17日(月) 十九の春 – 北海道・函館

よなは徹Official Web


https://www.yonaha-toru.com/

春節のかりゆし2017‐うふうたげ‐supported by 田嘉里酒造‐in 東京代官山

『春節のかりゆし2017』
「うふ。うたげ。」supported by 田嘉里酒造

沖縄・田嘉里酒造さん による新商品 / 大山原(うふやんばる)。
泡盛を飲んだことのない方にも、女性にも、とっても飲みやすい泡盛だそうです。
その、うふやんばるを多くの方に知っていただくべく、よなは徹さんを迎え、素晴らしい唄とともに楽しい宴が開催されるようです。
チケットにはうふやんばる付き。

日時 2017年2月5日(日)
場所 晴れたら空に豆まいて
        渋谷区代官山町20-20 モンシェリー代官山B2
時間 開場 11:45 / 開演 12:15
料金 前売 3,000円 / 当日 3,500円 (泡盛1杯付き)

<ご予約・お問い合わせ>
晴れたら空に豆まいて  TEL:03-5456-8880
Mail予約 
TEL予約 

美味しい泡盛とよなは徹さんの歌声を堪能しに出かけてみては如何でしょうか?

琉球古典音楽安冨祖流朝一会‐第一回照喜名朝國独演会‐2011年12月

2011年当時、沖縄伝統芸能組踊立ち方や芝居役者としてもご活躍されている宇座仁一さんがブログをされて
いて、日々のお弁当(沖縄のお弁当は安くてボリューミーで美味しそうなのです)等をUPされていたのですが、そこの記事の中に、琉球古典音楽安冨祖流朝一会の照喜名朝國さんが独演会をされると書いており、その公演の第二部で琉球歌劇「泊阿嘉」が上演され、小嶺和佳子さんや宇座仁一さんも出演されるとの事でしたので12月、国立劇場おきなわ小劇場で行われた照喜名朝一独演会にやって来ました。
以下当時の日記より転載

沖縄に来ています。
今夜は国立劇場おきなわ小劇場で行われた「照喜名朝國独演会」にやってきました。
第二部で歌劇「泊阿嘉」を上演すると知り、是非観たい!と思ったのでした。
第一部は照喜名朝國さんの歌三線
1曲目は「仲節」
上演に先立ち30分の長い曲なので子守唄代わりにお聞きくださいのアナウンスが入り「うわっ、長
っ!と思ったのですが、いやー素晴らしかった!!!聞きほれていました。
次の曲は「十七八節」
これも素晴らしかった!結構長めの曲なのですがいい曲でした。
古典っていいなぁと改めて思いました。
続いて舞踊が入ります。
「東方スーリーサー」と「加那ヨー」「日傘踊り」
地謡は人間国宝の照喜名朝一です。踊りも特別出演で玉城節子と玉城秀子とすごい先生方が
踊ります。観ていて動きがしなやかだなぁと思っていました。
一部の最後は「人盗人」
朝國さんのお子さんが子供役で出演されてます。
以前「仲直り三良小」でも観たことありましたが、この子すごいなぁと関心してしまいました。
盗人役は以前東京の舞台でも演じていた玉城盛義
この演目も素晴らしかった!

さて休憩を挟んで第二部
歌劇「泊阿嘉」の開演です。
配役は乳母 嘉数好子、樽金 神谷武史、思鶴 小嶺和佳子、阿嘉の父宇座仁一、船頭と伊佐の父高宮城実人、下男上原信次の面々です。
今回の配役観て、うわっ是非観たい!!と思っていました。
やっぱり期待したとおり、素晴らしい舞台でした。
思鶴役の小嶺和歌子さんはとても綺麗でした!
乳母役の嘉数好子さんとのやり取りはとてもいいです。
地謡は照喜名朝國さんが勤めていましたが、いい声だなぁと思いながら聴いていました。
今回本当に素晴らしい公演で、見逃さなくてよかったと思ったのでした。

以上当時の日記より転載

このようにこの時の公演では琉球古典音楽と琉球歌劇をダブルで楽しめ、しかも大ファンになった
小嶺和佳子さんの舞台も観れて大変満足した公演だったのでした。

琉球古典音楽公演情報‐野村流古典音楽保存会‐「春のおとずれ」

東京では珍しいがっつり琉球古典音楽を楽しめる公演のご案内です。
今年3月ですが琉球古典音楽野村流保存会比嘉康春三線教室女性師範による歌三線演奏会
「春のおとずれ」と題し東京の日本橋で開催されます。
日時:平成29年3月19日(日)
時間:午後6時半開演(午後6時開場)
場所:お江戸日本橋亭
入場料:2500円(前売)2800円(当日)
演目
第一部: 女こてい節、高平良万才、むんじゅる、伊野波節、古典の彩節、平敷節、大兼久節、
     金武節
第二部: 春の訪れ、ナークニーカイサーレ、仲村渠節、赤田風節、本花風節、百名節、
     さあさあ節、
立雲節
出演 歌三線 屋比久和子 比嘉いずみ、片本恵利、日高桃子
琴   玉城奈美恵 新垣勝美
笛   大城聖
お問い合わせ先
(沖縄)090-6856‐6643(比嘉いづみ)
(東京)080-1238‐3216(日高桃子)
(MAIL)momoko.hidaka@gmail.com
</a>  </a> ※琉球舞踊はありません。
暖かくなりつつある春3月、琉球古典音楽にがっつりと浸って楽しんでみては如何でしょう?
場所の確認は下記リンクをご覧ください。

「第一回玉城和樹独演会 時分の聲」-沖縄伝統芸能公演情報‐-

琉球古典音楽安冨祖流絃声会 師範の玉城和樹さんが1月29日(日)に第一回独演会を開催します。
その名も「第一回玉城和樹独演会 時分の聲」
玉城和樹さんは人間国宝西江喜春先生の愛弟子で、沖縄県立芸術大学大学院、国立劇場おきなわ第一期組踊研修を修了、現在琉球舞踊や組踊の地揺や琉球歌劇を始め沖縄芝居の地揺として大変活躍されている若手奏者です。
ここ数年、私が大好きな琉球歌劇の劇団伊良波の地揺も務めていらっしゃいます。
玉城和樹さんは私が大好きな歌三線の奏者の一人でして、この方の歌声はとても素晴らしいです。
この公演、玉城和樹さんの歌声を堪能できるだけでなく、なにがすごいかというと踊りで出演される立ち方さんや賛助出演される方もすごい方ばかりです。
プログロムを紹介致しますと、
第一部
古典音楽独唱 「作田節」
女踊り 「柳」    「踊り」佐辺良和
二才踊り「高平良万才」「踊り」川満香多
雑踊り 「花風」   「踊り」金城真次
内組踊 「加那ヨー天川「踊り」嘉数道彦・宮城茂雄
第二部
組踊  「二童敵討」
阿麻和利   宇座仁一
鶴松     金城真次
亀千代    玉城匠
母      新垣悟
供1     川満香多
供2     佐辺良和
供3     嘉数道彦
きゃうこ持ち 大浜暢明
古典音楽独唱 「仲風節」
賛助出演 琴 池間北斗 笛 入嵩西諭 胡弓 新垣俊道 太鼓 宮里和樹
皆さん沖縄伝統芸能の第一線で活躍されている大変人気のある方々ばかりで超豪華です。
残念ながら既にチケットは完売していますが、同日琉球古典音楽のCDが発売されますので
また改めてお伝えします。
日時:平成29年1月29日
場所:国立劇場おきなわ小劇場
開場:午後13時半 開演:14時

沖縄伝統芸能‐琉球古典音楽安冨祖流 笛師範 澤井毎里子さん紹介

琉球歌劇の公演を観に沖縄に通うようになった2009年から2010年頃の事です。
当時いろいろと情報収集等している時にSNSのMIXIでおおまりさんという方の書いている文章がとても
面白くお友達になって頂きました。
おおまりさん事澤井毎里子さんは当時沖縄県立芸術大学に在籍している学生さんでした。
この方経歴がとても面白く、ある時会社の勤続〇年記念にもらった旅行券をもらって沖縄の離島
石垣島へ出かけた際、1件のお宅から聞こえてきた三線の音に導かれるようにそこのお宅へお邪魔した事から
沖縄の伝統芸能の道を歩み始めます。

現在澤井さんは琉球古典音楽安冨祖流の「笛」の師範でいらっしゃり、沖縄のポップスから琉球古典音楽と幅広くご活躍されております。
琉球古典音楽関連では琉球古典女子楽団UMINAI(うみない)という琉球古典音楽を演奏するグループを結成されており、琉球歌劇関連では劇団うないの地揺をはじめ数々の芝居公演で地揺を担当されており、とても素晴らしい演奏をされております。

また、歌声もとても素晴らしくJTAの機内のチャンネルで聴ける曲にも選曲された事もあります。
この方との出会いがその後の私の琉球歌劇鑑賞や琉球古典音楽鑑賞、沖縄伝統芸能鑑賞に
多大な影響を与えるとはこの頃はしるよしもありませんでしたがまた改めて書きたいと思います。

澤井毎理子さんの関連するホームページのURLを下記に記しておきますので皆さんも是非ご訪問下さい。

おおまり澤井毎里子Offical Web

琉球古典女子楽団UMINAI(うみない)の日々

沖縄伝統芸能ー琉球古典音楽公演ー「三線音楽・三絃と歌がおり成す悠久の美」

2009年1月に東京で組踊「真珠道」をこの目で見てすっかりはまってしまい、この年から沖縄伝統芸能公演を
求めて沖縄詣でが始まります。

2月は国立劇場おきなわ開業5周年記念「三線音楽‐三絃と歌が織り成す悠久の美」に出かけました。
これは東京の国立劇場で「真珠道」を観た際に国立劇場おきなわのブースでチケットを発売していて
思わず買ってしまったのでした。

沖縄の代表的な楽器でもあり、伝統芸能を支える「三線(さんしん)」を主役とした公演で、琉球古典音楽には安冨祖流・野村流・淡水流とあるのですがそれぞれの流派の演奏と人間国宝である三氏を迎えての、今から思えばとっても贅沢な公演でした。

第一部は幕開け 古典音楽の広がりと題して かぎやで風で全員での斉唱で始まり
淡水流の世界・野村流の世界・安冨祖流の世界とそれぞれの流派による古典音楽です。
第二部は人間国宝三氏による演奏でそれぞれ
照喜名朝一の世界・城間徳太郎の世界・島袋正雄の世界ととっても豪華な公演でした。

この公演では、第一部の野村流の世界で独唱された與儀朋恵さんが「恩納節」を
ピンクの着物を着てとっても楽しそうに歌われていたのがとっても印象的でした♪

公演のプログラム等は下記の国立劇場おきなわのHPで確認頂けます。
公演情報→音楽→4
国立劇場おきなわ
http://www.nt-okinawa.or.jp/