沖縄芝居」カテゴリーアーカイブ

琉球歌劇公演‐歌劇「染屋の恋唄」‐

琉球歌劇の公演はどうやら5月の母の日と9月の敬老の日に行われるという事がわかりました。
9月の敬老の日には劇団伊良波の公演を観に再度沖縄を訪れました。
今ちょっと資料がすぐに出てこないのでこの件につきましてはまた改めて書きたいと思います。

2009年10月国立劇場おきなわで行われた沖縄芝居公演、歌劇「染屋の恋唄」を観に再度の訪問です(笑)
第一部喜歌劇「月夜」
第二部歌劇「染屋の恋唄」

あらすじ等は国立劇場おきなわのホームページにて確認して下さい。
公演情報‐沖縄芝居‐4にてご覧頂けます。
国立劇場おきなわ

もう本当に両作品共楽しい作品でした。
第一部の「月夜」から笑いっぱなしでした。
第二部の「染屋の恋唄」これも本当に楽しめました。

国立劇場おきなわのいいところは芝居公演に字幕が表示されること。
言葉がわからない県外の人間にとってはとてもありがたいのです。
雰囲気だけでも十分楽しめますが、やはり言葉がわかるともっと楽しむことができます。
こうして琉球歌劇の魅力にどんどんはまって行きました。
この年は結構国立劇場おきなわで歌劇の公演が多く上演された年でもあり、次回もまた
沖縄に行くことになるのですが、今日はこのへんで。

琉球歌劇公演‐伊良波冴子・伊良波さゆき母の日公演(劇団伊良波)

2008年の7月に健康診断を受診するために訪れた那覇市内の医療機関でたまたまテレビから流れてきた
琉球歌劇「音楽家の恋」
首里城で琉球舞踊を観て興味を持って、またそこで演奏されていた琉球古典音楽を聴いて、沖縄に初めて来たときに耳にしてそれ以降聴いてきた沖縄民謡。
自分の好きな要素が全部入っていてテレビに釘付けになって見入ってしまいました。
いろいろ検索してみると琉球歌劇という演目を得意とする劇団は劇団伊良波であるというのがわかり、
どうやら母の日に公演するらしいという事がわかりました。
(別の記事にも書いてありますが、テレビで観たのも劇団伊良波で、残念ながら若くして亡くなった伊良波晃が主演を務めていたのでした)

2009年母の日にまたまた沖縄へやってきました。
場所は確か豊見城中央公民館。
公民館??と思いましたが沖縄の公民館って侮る事なかれ、すごく大きくて立派なホールでした。

演目は「中城情話(なかぐすくじょうわ)」
あらすじを簡単に説明すると中城の伊舎堂という所に用事で来た首里の美男の侍里之子が花摘みを
していた美童のうさ小(ぐゎー)という女性に一目ぼれして恋仲になっちゃったけどうさ小には
いいなずけがいてその許婚を振り切って・・・といった恋物語です。

もう幕開けから感動しました。
あのテレビで観た琉球歌劇とおんなじで、昔風の着物を着た役者さんがセリフを歌いながら踊ったり、歌三線や笛、胡弓といった地揺さん達の演奏であったりと自分の好きな要素が全部入っていました。
「おお!これだ!」と心の中で叫んでいました(笑)
正直言葉は沖縄のうちなーぐちと言って全く分からなかったけどとにかくすっかり琉球歌劇に
魅了されてしまったのでした。
なかでも確かうさ小役だと思いますが伊良波さゆきさんがとてもかわいらしく演じられていて
歌もとても上手ですっかりファンになってしまいました。

これ以降毎年母の日は劇団伊良波の公演を観に今日までかかさず沖縄に通っております(笑)

沖縄伝統芸能‐沖縄芝居公演‐国立劇場おきなわ開場5周年記念公演「時代劇今帰仁由来記」

2009年2月に続けて、再度の沖縄訪問です(笑)
琉球歌劇という言葉も後から知ったのですが、2008年7月に沖縄の医療機関でたまたま会計を待っている時に
テレビから流れてきた琉球歌劇「音楽家の恋」
もう本当に自分の好きな要素が全部入っている!と釘付けになってしまいました。
2月に国立劇場おきなわへ行った際に、この公演のパンフレットをみてみると、琉球王朝時代の昔の服を着ている人が写っているではないですか!
これだ!と思って1か月もたたないうちに再度国立劇場おきなわに足を運びました。
観た感想は「あれ?なんか違う・・・」
私のテレビで観たものは役者さんが歌いながらセリフをしゃべっていて、沖縄の音楽が流れていて、
沖縄の芝居は全部そういうものだと思っていました。
沖縄の芝居は大きく琉球歌劇・セリフ劇・時代劇と3つに分類されているみたいで私がテレビで観たのは
琉球歌劇、今回観たのは時代劇だったのでした。
でもこの公演、沖縄の音楽も使われていれ、内容自体はとっても良かったです。
しかも字幕付き。
今から振り返ると、琉球歌劇にも出演されている役者さんもたくさん出演されているし、地揺(ぢうてぃ)と
5周年記念、豪華だったんだなと感じております。
次回いよいよあのテレビで観たのと同じ雰囲気の琉球歌劇の公演を観に行きます!

芝居の詳細等は国立劇場おきなわのHP→公演情報→芝居公演→5にてご確認下さい。

国立劇場おきなわHP

沖縄伝統芸能ー琉球歌劇との出会いー

首里城で琉球舞踊を観て、琉球古典音楽にも興味を持ち、仕事で沖縄県内を宮古島(伊良部島)、石垣島と巡り、本島の北部の名護ややんばると言われる地域も巡り、そろそろ出張も終盤という頃に健康診断を受診するために那覇市内の医療施設に行った時の事です。
検診を終えて会計を待っていたところ、テレビから琉球古典音楽が流れてきました。
なんだろ?と見ると、琉球王朝時代の衣装を身に着けた役者さんが、セリフを歌いながら演じていました。
言葉は全くわかりませんでしたが、音楽の心地よさや、芝居のやり取りを観ていて、自分の好きな要素がぎっしり詰まってる!とすっかり釘付けになってしまいました。
後から知ったのですが、琉球歌劇と言われる沖縄のお芝居で、「音楽家の恋」という演目でした。
演じていたのは劇団伊良波を主催されていた伊良波晃さんという方で、若くしてお亡くなりになられたそうですが、その公演は花道にまでお客さんがあふれていて、とても活況があったそうです。
私は今沖縄の伝統芸能の中で、この琉球歌劇が一番好きなのですが、沖縄県外で上演される機会はなかなか
なくて、県外から飛行機に乗って、沖縄まで足を運んで観劇しています(笑)